腹八分が一番!!『総じて損する人は、多くは欲と迷いよりなすところなり』
今回の格言は『総じて損する人は、多くは欲と迷いよりなすところなり』
今回の格言の結論を簡単に言ってしまえば、「損をしている投資家は欲張りばかり」ということ。
良い銘柄を見つけても『できるだけ安く買いたい!』『できるだけ高く売りたい!』という欲が出てくるのは誰でも同じだと思いますが、その欲が強すぎると絶好の買い場、売り場を逃してしまうことが多くあるものです。
なぜなら、欲が強くなれば強くなる程、『そろそろ買いたいけどまだ下げるんじゃないか?』『そろそろ利確したいけどまだ上がるんじゃないか?』といった迷いも大きくなってしまいます。
以前、ブログでもお伝えしてきたことですが、相場に〝絶対〟はありません。相場に参入している全ての投資家が、同じ相場観の下に取引を行っているわけではないですし、様々な思惑が交錯して上下をするものです。
ですから、一番安いところで買う事も、高いところで売ることも、運頼みでしか叶いません。まだ下がるかも知れないけど下がる保証はない、まだ上がるかも知れないけど上がる保証もないということを充分に理解をしておくべきでしょう。
投資は今日しか出来ないわけではないのですから、迷ってまで一つの銘柄に拘り続ける必要もありません。何事も腹八分。
『安いと思ったら買い!』『高いと思ったら売り!』
そう割り切って売買判断を行うことが大切です。何事も、欲を出し過ぎず腹八分が一番です。
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